プログラミングスクールは無意味!独学でやるだけで十分だよ!情報もすべてネットで拾えるよ!
Youtubeとか勉強媒体は色々あるよ、SNSで就活も自分でできるよ!もうスクール入るのは悪手だよ!
なんていう話は最近よく聞きます。
もちろん各プログラミングスクール自体の良し悪しはあるはずです。昔は評判良かったけど今は質が落ちたなんてざらにあるでしょう。
が、極論をぶちかます奴は単にバズリたいだけでしょう。
- 「プログラミングスクールからのWebエンジニア就職」
Webエンジニアは死ぬほど眠くても、死ぬほど眠くても、死ぬほど眠くても「プログラミング」を道具に業務を行う職業です。
同じプログラミングとはいえど、趣味でプログラミングをやれる人たちとは少し性質が違います。SNSでキラキラして見えるWebエンジニアはこのどちらも兼ね備えてるタイプが多い気がします。
実際、この世界に入ると色々なタイプのWebエンジニアがいることが分かります。
- 趣味でもコードを書いている人。
- コードは書かないが業務に必要な知識はインプットしてる人。
- 業務時間以外は全くコード書く事に関心がない人。
もちろん色んなタイプの人がいる方がいいとは思っています。
また「タイプ」も日々コロコロ変わるものだと思います。余暇の使い方は自由です。
日々の自己研鑽(と思っても思っててなくても)をしないと生きていけない世界はそんな多くないと思います。
また、話はスクールの話に戻りますが
「独学でWebエンジニアになる勉強して、挫折するようだったら向いてない」
とか
「独学で自分で情報を得て動けないようじゃWebエンジニアに向いてない」
という独学至上主義的な話にはあまり賛同出来ません。
0から1の作業を楽しめた人か、運良くすんなり理解できて楽しめた人のみ選ばれし職業、みたいな話である訳はないです。
全員が全員IT業界、または界隈へのアンテナをバリバリ張り続けられるとも思いません。
別に仕事で力不足だからという理由でクビになる仕事でも多くの企業では当然ないですし。
自分一人では解決出来ない問題をチーム、部署、会社を頼って問題解決していくというWebエンジニアに限らずどんな会社でも同じなはずです。
スクールに通った方が
- 正確な情報を得ることが出来る!
- スキルも身につき素早くWebエンジニアになる
- 結果ハッピー!
という次元の話ではなく、巷で話題のスクールと独学を対立させる構図がもう誰も得しないレベルの話というだけです。
どちらも手段の一つあって、手段はいっぱいある方がいいです。
ちなみに世の中には「強制」されたり「危機感」を叩き込まれないと腰を上げることが出来ない人間ってのがいます。
- 「スクールだと出席を取るから休むとか遅刻とか気まずいし、確実に毎日やるようになる」とか。
- 「お金を払ったんだから絶対元を取るために真面目に勉強する」とか。
- 「同期入学生が内定もらっていく姿に危機感を覚えて就活に本腰入れる」とか。
「強い意思 + 環境を変える + 周囲の人間を変える」ぐらいしてようやく目標を達成出来る人間なんてのもいます。
結局は自分の置かれた状況とか自分の性格を踏まえた上で選択する話だと思います。
自分で情報を精査しスコープを明確にして、その上でつまみ食いに走らず自力でやってみたいタイプか、とか。
余計な事考えずに、指定されたカリキュラムだけをとにかく勉強して身につけたい、とか。
自分は独学は諦めてプログラミングスクールに通った側の人間ですが、今振り返ってもこのルート以外でWebエンジニアになっといて良かったな、と思います。
世の中すごい要領のいいスーパーな人たちばかりで構成されてるわけでもないですし、全体を見れば大学でCSを学んできた猛者ばかりで構成されている業界でもないでしょう。
上のレベルばっかり見てると何もできなくなっちゃいますが、地道に下から這い上れてもいいと思います。
もちろん同じ業界内にいるものとして、上には上なりの報酬はもっと用意されて然るべき世界であってほしいと思います。
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