2024年3月のGoogleコアアップデートで大半の個人ブログは影響受けたと思うのだが、エンジニアブログはどうなのか?
まぁ何はともあれ実際にGoogle Search Consoleの検索パフォーマンスを見てみることにしよう。
技術系記事は終わったコンテンツなのか
ある記事の検索パフォーマンス
まずは技術tips系の記事を見ていこう。
比較は
- 上: 2024年12月から2024年2月28日
- 下: 2024年3月1日から2024年6月1日
2023年10月のコアアップデートもあったがそれの影響は今回考慮に入れていない。
合計クリック数、合計表示回数、平均掲載順位は軒並み下がっている。
特に掲載順位が一気に10位以下に転落したことにより表示回数が半減。
ある記事2の検索パフォーマンス
まぁこれも同じ。掲載順位は10以下。合計クリック数と表示回数に関しては1/5までに減少している。
これから分かることはブログとして見られる機会は半減どころかそれ以上にも減っている。
開発環境レビュー系記事は終わったコンテンツなのか
開発環境(物理)の方。
やはり技術系tipsと同じ1/5ほどにになっている。
ジャンル問わず掲載順位が軒並み下がる
やはり掲載順位が軒並み下がると表示すらされないし見てすらもらえない。
確かに以前よりSNS等で拡散される機会も減ってきた。
企業ドメインが優遇の影響で同じような記事がnote等に書かれていたらそれだけで順位上位に入ってくる。
まぁ確かに勝ち目はない。と言った感じ。
エンジニアブログ vs ChatGPT
エンジニアブログの存在は
- アウトプットの場
- 誰かの役に立つことを期待して
をモチベーションにして始めたりするが、初級〜中級レベルの誰かの役に立つ記事はChatGPTを始めとするAIたちが代わりに適切な答えを出してくれるようになった。
必ずしもググって探す必要がなくなってしまった。
残された桃源郷はコアな業務ドメインの話や、実体験に基づいた中上級レベルの内容にしかないかもしれない。
エンジニアブログ vs 企業ドメイン
2024年3月のGoogleコアアップデートの影響としては圧倒的に
まとめ
世のWebエンジニア達がこぞって始めた
「手軽に記事を書いて手軽に承認欲求を満たすためのエンジニアブログ」
に関しては終わったコンテンツになった。
今この瞬間も数多ものエンジニアブログが闇に葬られているに違いない。焼け野原になったらどういう世界が待っているか楽しみだ。
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