『プロを目指す人のためのRuby入門』はRailsエンジニアになったばかりの人は絶対読むべき。

伊藤淳一さん(@jnchito)の著書『プロを目指す人のためのRuby入門』を読んでみました。
Ruby on Railsで開発している人ならば、伊藤さんの書く記事にはお世話になった人も多いと思います。

難しい書評は他の人に任せて、簡単に感想を羅列していきます。

率直な感想としては、

「Railsでエンジニアを始めたばかりの人なら絶対読むべき」ということ。

もうちょっと棘をなくすと、


「Railsからプログラミングを始めた初心者にとって最適なRubyの参考書」

というような感じでしょうか。

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自分の経験から

自分自身はプログラミングスクールにて「Ruby on Rails」からプログラミングを始め、エンジニアとなりました。
最近話題のスクール卒エンジニアってやつです。その自分の経験から話してみます。

エンジニアになり数ヶ月経ち、Railsの案件をこなしていく中で最初の壁にぶち当たりました。

「RailsうんぬんよりまずRubyの記述が理解できない・・・」

「まずRubyの基礎力が圧倒的に足りてない・・・」

という2つの事。つまり「Railsを触る上でRubyの基礎力が圧倒的に不足していました。」

まさに表紙にある通り「Railsをやる前にRubyを知ろう」という事をヒシヒシと感じていました。

「Railsをやる前にRubyを知ろう」

「Railsでエンジニアになりたい!」「Railsでエンジニア始めました!」

というような人は、意外とRubyの勉強を後回しにしがちだと思います。
そんな方達におすすめ出来るのが、『プロを目指す人のためのRuby入門』だと感じました。

自分は以前、最初のRuby参考書として『パーフェクトRuby』を読んだことがあります。
しかし「Railsエンジニア」として「Rubyの基礎力を付けたい」のであれば、当書の方をおすすめできます。

理由は、というと『パーフェクトRuby』はリファレンス色が結構強めです。それゆえ「入門」としては読まなくて良い箇所が多々あるといった印象を受けました。(リファレンスとしては素晴らしい参考書であることは間違いありません。)

当書の最大の優位点は「Railsエンジニア」として本当に必要な分だけ厳選された「分量」のみ書かれている事だと感じました。

『プロを目指す人のためのRuby入門』の良い点3つ

例題コードと説明が分かりやすい

メソッド説明などで参考に出す例題コードの出し方がうまい!
また、説明の言い換えもうまく頭に入ってきやすい。

よく技術書の説明の例題コードでは「味気のないコード」が出てくることが多く、初心者の場合、理解しづらいことも多いです。
しかし、本書を読んでみると例題コードまで一工夫されている印象を受けました。

自分もこういう「分かりやすく例えて教える」技術が欲しいなあ、という感想でした。

自動テストとリファクタリング

読んでいて「面白いな」と思った事がこの2つでした。

当書では、例題作成の際にテストコードも同時に書いていきます。
また章の最初の方では

「とりあえず動くコード → リファクタリングしたコード」

なども書かれていて、Railsでコードを書く際にも即応用出来る流れも学べます。

自分の経験では、最初からキレイなコードを書こうとしすぎて失敗したりすることもあったので、入門書から意識を植え付ける意味で、本書の内容はとても大事だと感じました。

Railsエンジニアを意識して書かれてる

これが一番のセールスポイントだと自分は思います。

リファレンス的にRubyを網羅しているというよりも、

「Railsのコードでよく出てくるけどなんだか分からない部分」

というような痒いところに手が届く箇所をメインで説明されています。

400ページ超ある本ですが、「初級者Railsエンジニア」として「絶対必要なRubyの基礎」を厳選して学べるという点でも読み切るモチベーションにも繋がります。

まとめ

「Railsエンジニア」としてスタートラインに立ちたい。

「Railsエンジニア」としてRubyの知識に自信がない。

と思う人にとってはドンピシャにハマる入門書だと思いました。

おわり

追記

著者の伊藤淳一さん本人から紹介して頂けました。
ありがとうございます!