MacでWD製HDDの「IntelliPark」を無効化できるのか？ mac miniでチャレンジしてみた。

Western Digital製のHDD「WD Blue」を購入しました。何用かというとNAS用。

なんでNAS用なのにBlueを買ったかというとお金をケチったから。

しかしこのWD製のHDDには一部で悪名高い「intelliPark」という機能が存在するとか。

Q. IntelliParkとは？/ WesternDigital製HDD友の会 Wiki*

大体は上記サイトを見ると理解できるが、簡単に言うとintelliParkがあるとHDDの寿命が短くなるのでは？みたいな話。

現状は有志が開発したツールで自己責任でintelliParkを無効化している人がいるらしい。

使用するHDD
macユーザでもintelliParkを無効化したい
- Ultimate Boot CD with WDIDLE3 Util USBメモリブートじゃ起動しない問題
macでintelliPark無効化を試みた結果
環境

使用するHDD

intelliPark無効化を試みるHDDはこれ。「WD Blue 8TB WD80EAZZ」

一部モデルではintelliPark無効化が出来ないとのことだが、このモデルは無効化できるらしいので試す。

macユーザでもintelliParkを無効化したい

さて、このintelliParkを無効化する方法としては基本的にwindowsマシンが必要らしい。

え？windows必須？macでなんとかならんの？

ということで調べてみると素晴らしい記事が紹介されていた。

Mac Proに載せたWD Caviar Greenの Intelliparkを無効化するには？ / N@i.jp

ここに紹介されていた手順でやってみる。Ultimate Boot CD with WDIDLE3 Utilを使う方法。

ダウンロードはここから

一応手順通り見てみると、

ダウンロードしたisoをCDに焼いてからCDブートする。
そしてCDブート成功してもWDのHDDが認識されなければ駄目

というなかなか成功率が低そうな感じ。

特にWDのHDD認識に関してはシビアらしく、USBでHDDを接続しても認識せず、SATAで接続しないと認識してくれない可能性が高いという話。

この時点で最近のmacユーザには絶望的な匂いがする。しょうがないので、一応USB接続で試してみる。

使用したのは「ロジテック HDDスタンド 2ベイデュプリケーター LGB-2BDPU3E」外付けHDDとしてmac でも使えるやつ。

Ultimate Boot CD with WDIDLE3 Util USBメモリブートじゃ起動しない問題

先程紹介したブログ記事ではUltimate Boot CD with WDIDLE3 Util をCDに焼いていた。

だが、macユーザとしてはCDを焼くドライブなど持っていないのでUSBメモリブートでやってみることにした。

MacでLinuxのISOファイルをUSBフラッシュメモリに書き込む / もちゅろぐ

4.5. Mac OS X で起動可能な USB デバイスの作成 / Red Hat Customer Portal

を参考に「ubcd511custom.iso」を起動ディスクにしてみた。実際に打ったコマンドはこれ。

$ diskutil list
$ diskutil eraseDisk MS-DOS NONAME /dev/disk2
$ diskutil unmountDisk /dev/disk2
$ cd ~/Downloads
$ sudo dd if=./ubcd511custom.iso of=/dev/rdisk2 bs=1m

USBメモリのパスやisoの場所は環境次第で変化するのでそこら辺へ適当に変更。

これで一旦macの電源を切ってから電源を入れ直してリンゴマークが出た所で「optionキー」を押し続ける。

・・・

起動ディスクが認識しませんね・・・。

USBメモリが32GBの物しか存在しなかったので一応フォーマットをMS-DOSからexFATにしても変化なし。

Twitterを漁ったりして

MacでESXiのUSB bootデバイス作れなかったが、公式ページのLinuxのやりかた(https://t.co/LhB94QzhTy)をMac流(https://t.co/PvLob3dwZk)でやったら、起動できた。
ISOがUSBブートを想定していないから、自分でMBRやsysinitを手動で用意してやらんといかんのね。。。
CD焼いたほうが早かった。

— Yuichi Ito (@yuichi110) October 25, 2020