レビュー

「マランツプロ MPM-2000U USBマイク」でWeb会議用マイクの音質向上を狙う

在宅勤務の環境を整えるシリーズ

 

在宅勤務が多くなるとWeb会議を行うことが必然的に増えます。

MacBookユーザであれば基本的にWebカメラもマイクも内蔵されています。

つまり、特別に外部マイクを必要とすることはありません。

 

 

それでも今回外部マイクを導入しました。MacBookの内蔵マイクより更に上を目指すため・・・。

 

それがこれマランツ MPM-2000U USBコンデンサーマイク

 

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何故外部マイクを導入するのか

Web会議で致命的なのは音声の不安定

Face to Faceに比べるとリモートでのWeb会議は極端に情報量が減ります。

その中で一番感じたのが、音声の大事さです。

 

「音が小さい」「音が不安定」「音のバランスが悪い」

 

こんな事が起きると致命的だと思ってます。

「聞き取りづらい音」は「聞き取ろう」と頑張って無駄に神経を使います。

 

長時間のWeb会議で音が悪いとなるともう最悪です。地獄です。

雑音を延々と聞かされる修行の時間になります。

在宅勤務は音声環境を整える事が大事

逆に言うとWeb会議では音声がクリアでさえあれば、円滑に話は進むと思ってます。

コミュニケーションのハードルが上がる在宅勤務では、まずここを解決したい。

 

そう思っている以上、まずは自分の環境を良くしなければ始まらない。

他人に強制するよりも、自分の環境を整える方が結果的に近道だったりします。

そのために専用の外部マイクは必須でした。

MPM-2000Uを買った理由

  • 1万円を切る値段で買える
  • USBで繋ぐだけで使える

 

これ以上の値段のマイクは用途的にオーバースペック。

これ以下の値段のマイクは下げれば下げるほど音質の低下、ノイズの多さが目立つ。

 

せっかくお金を出すなら少なくとも違いが分かるマイクが欲しい。

 

これを満たすのが「マランツのMPM-2000U」でした。

ヘッドセットを買わなかった理由

Q. 「こんな感じのヘッドセット買えばいいのでは?」

A. 「ヘッドセットはマイクの品質はそこまで良くない物が多い」

 

残念ながらヘッドセットの性質上「マイク」の品質はそこまで良くないものが多いです。

ヘッドセットで「マイクの品質」を求めるとならば相応の値段になります。

なので今回はスルー。

マランツ MPM-2000U を取り付ける

今回このマイクアームもセットで買ってみました。

 

 

しっかりとしたケースに入っている。

 

 

USBで簡単に接続できるのがこのマイクのメリット。

 

外観はこんな感じ。

 

 

アームはこんな感じ。ポップガードがめちゃくちゃデカイ印象。

 

 

アームのクランプはしっかりと固定するスペースがないと駄目みたいです。

固定が甘いとマイクの重みですぐ外れてしまいます。

マイクアームの位置に苦慮する

最初はこんな感じにマイクをぶらさげるような形にしてみました。

 

 

こんな感じになるのですが、まぁ使い勝手が悪い。

すぐにやめました。

 

 

何が悪いかって言うと、マイクの存在が邪魔。

画面を見てる時に必ずマイクが視界に入ってくるのが気に食わない。

 

マイクを使うのは基本的にWeb会議の時だけなので、なるべく目立たない位置に置きたい。

マイクは目立たない場所に配置したほうがいい

結局落ち着いたのはこの場所。

ディスプレイのすぐ下に置いておけば視界に入らない。かつ位置的に声も入りやすい。

 

 

アームの位置はこんな感じになりました。

ディスプレイの下に配置出来て、かつ邪魔にならないような位置。

 

 

こうすると、マイクをより近づけられてより音声入力に特化出来ます。
(ただし、キーボードの操作は・・・)

 

 

作業しながらだと現実的な位置ではないので結局ディスプレイ下が今の所ベスト。

 

本当はアームをサイドに付けて口元に持ってくる形がベストだったと思います。

が、スペース的に出来なかったので断念。

 

ちなみにポップガードは外しました。

用途的に必要なさそうな上に、なにより大きすぎて邪魔でした。

マイクアームの存在意義

マイクアームは意外に場所を取るということが分かりました。

かつ、思ったほどうまく取り回しも効きません。

 

作業メインでマイクはたまに使う、というケースであれば必ずしも必要ではないかも。

もし付けたいのであれば、デスク周りのスペースの確保は必須です。

 

むしろこういったスタンドの方が取り回しも聞いて便利なのでは・・・?

マランツ MPM-2000Uを使ってみる

こんな感じで、とりあえずマイクを設置することが出来ました。

早速使って実力を見てみます。

 

音量は小さめ?

マイクから30cmほど離れて喋る場合、入力音量値は最大が推奨です。

 

USBコンデンサーマイクの宿命なのかは分かりませんが、音量には限界がありそう。

声を張らないのであれば、「30cm以内の距離での使用」は必須だと思います。

 

外部マイクだから離れた距離から小声で喋っても拾ってくれる、というわけではないです。

MPM-2000UとMacBookとの比較をすると・・・?

MPM-2000Uは「単一指向性」のマイクです。

対してMacBookのマイクは「無指向性」と呼ばれるマイク。

 

だいたい同じ距離での使用で「MPM-2000U」と「MacBook」を比較した場合

音量

MPM-2000U」 = 「MacBook」

音質

MPM-2000U」 > 「MacBook」

ノイズの少なさ

MPM-2000U」 > 「MacBook」

 

大体こんな感じです。

音量という意味では正直そこまで変わりありません。

 

「MacBook」の方は無指向性なので、周りの環境音や雑音を全体的に拾いやすい印象

「MPM-2000U」は単一指向性の分、空間の音全体ではなくマイクに向けた声を中心に拾ってくれる印象

 

その分、声の出す方向とマイクの向きが違うと音量は小さくなってしまいます。

意外とMacBookのマイクもすごい

贔屓目なしで言うと、意外とMacBookの内蔵マイクってすごいです。

ちゃんと音も拾うし、それなりに音質も期待できます。

ただ、やはり無指向性マイクならではの長所であり短所である点も感じます。

ベストな使い方

「MPM-2000U」を使う上では、マイクの特性を理解した設置場所が求められます。

これが出来ていないと、あれ?わざわざ買った意味がないな・・・と思うことも。

Web会議という目的でも、ちゃんとした環境づくりは大事です。

 

 

ともあれ、「MPM-2000U」を導入することで期待していた

「確実に音質は向上することを実感したい」

ということは達成出来ました。

まとめ

Web会議の話で言うと、音声品質は個人の環境によって変わります。

自分が環境を整えても相手の環境が整っていない場合は、ベストな音声品質は生まれません。

不確定要素に左右されることが多いとはいえ、まず環境を整えることは大事だと思います。

 

今回は、

 

「MacBookの内蔵マイクより確実に音質を上げたい」

「在宅でのWeb会議環境を整えたい」

 

という2点の視点で「MPM-2000U」をレビューしてみました。

とりあえずこのマイクを用意しておけば、質的には誰からも文句は出ないでしょう。

 

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