突然地上波放送が見たくなりました。いわゆるテレビってやつです。
しかし自分の部屋にはテレビがありません。さてどうするか。
やりたかったこと
- デスクにはPC用のディスプレイが2つあるのでそれを流用してテレビを見たい。
- わざわざテレビを別で買っても置くスペースがないので普通の「テレビ」は買いたくない。
ピクセラの4Kスマートチューナー(PIX-SMB400)が夢を叶えてくれた
ということで見つけたのがこれ。ピクセラの「PIX-SMB400」というチューナー
筐体はプラスチック製ですが、それなりにコンパクトです。
つまりここにアンテナケーブルを挿してHDMI経由でPCのディスプレイに出力させるわけです。
リモコンとACアダプタとHDMIケーブル。ACアダプタがちょっとデカいのが難点。
PIX-SMB400をセットアップする
ここらへんはアンテナケーブルを用意するだけです。自分はついでに分波器も使っています。
F型の方が取り回しやすいのと、使える箇所であればネジ型の方が安定性が増すので選んだ。
LANケーブルは1回は繋いでおいたほうがいい
このピクセラのスマートチューナーはAndroidを搭載しています。
Androidバージョンによって安定性に差が出ているという報告がAmazonレビューでもあるので、1回はバージョンアップしておきたいところです。
残念ながら無線LAN内臓ではなく有線LANのみなので、最初の1回はバージョンアップのためにケーブルを繋いでおきたいです。
出荷時のバージョンは古いので、最初にまずアップデートするべき。
とりあえず上げられる最大のバージョン8.0.0まで上げたのでこれで準備万端です。
(出荷時がどれくらいだったかは確認しておらず・・・)
あとはチャンネルスキャンして・・・。
無事地上波放送が見れるように
綺麗に映りました。画質も申し分ないです。
起動もチャンネルの切り替えもスムーズに行えるのでストレスはないです。
PIX-SMB400の音声を外部スピーカー用に分離させる
とりあえず地上波放送は映ってめでたしめでたし。となるはずが、一つ問題がありました。
それはこのままでは外部スピーカーに音を出力させることが出来ないということです。
HDMIでディスプレイに「映像+音声」を送っているのでディスプレイのスピーカーでしか音が出ない状況です。
一般的なディスプレイ内蔵のスピーカーは音がイマイチな事が多いのであまり使ってる人はいないと思います。
音声分離器を使ってみる
そこで探してみると、すごい便利な商品がありました。「BLUPOW 4K/60Hz HDMI2.0 音声分離器(Audio Extractor)」
HDMIで出力させる「映像+音声」から音声を分離させることが出来る分離器です。
4K/60Hz対応でもあります。
商品としてはすごくコンパクトなアルミ筐体。
電源供給はこちらのUSBケーブルで行えます。便利。
分離器でやること
- チューナー側に接続したHDMIから音声を分離させる。
- 音声を分離させてHDMI出力は映像のみにさせる。
- 音声は光デジタル出力に分離させる。
つまりこういうことをする。
BLUPOWのHDMI音声分離器を見てみるとこんな感じ。
「HDMI IN」が1つあります。ここにチューナー側からのHDMIケーブルを接続。
逆側には「HDMI OUT」と「SPDIF OUT」の2つがあり、ここで映像と音声が分離して出力することが出来ます。
セットアップ最中の様子。とりあえずHDMIケーブルを接続。
電源ケーブルを指すと赤いランプが光ってるのがわかります。
PCの音声とテレビチューナーの音声をスイッチさせる
もともとスピーカーにはPC側からの光デジタルケーブルを接続しているので、新しくケーブルを接続できない!
と、いうことは往々にしてあると思います。
そういうときは以前記事に書いた「光デジタル出力端子セレクター」がおすすめです。
これでテレビチューナー側の音声とPC側の音声をリモコン一つで自由にスイッチさせることが出来ます。
完成図
比較してみると、「ピクセラ PIX-SMB400」と「Mac mini」はだいたい同じくらいのサイズ感です。
割とコンパクトなところも良かったです。
まとめ
ピクセラ PIX-SMB400ではネットに接続さえしておけばNetflix、Amazon Prime等の動画配信サービスを見れることもメリットです。
4K配信に対応していれば4Kも見れるしBS/CSも当然見れるので、機能的な不足を感じることはありません。
まさに「これ買っとけばとりあえずいいか」みたいな商品でした。
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